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建設業許可「土木一式」で経審を受けるポイント|公共工事でのランクアップ戦略

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■目次



1. はじめに:土木一式工事で公共工事を狙うということ


建設業許可の中でも、特に公共工事の需要が安定しているのが「土木一式」です。


道路、橋梁、ダム、トンネルといったインフラ整備の多くは土木一式工事として発注されます。


しかし、土木一式で公共工事の入札に参加するには、

経審(経営事項審査)で高い評点(P点)を獲得し、

希望するランク(Aランク、Bランクなど)に入る必要があります。


土木一式は競争率も高いため、戦略なしに申請してもなかなか上位に食い込むことはできません。


本記事では、土木一式で経審を受ける際の具体的な加点戦略について解説します。



2. 土木一式における経審(経営事項審査)の評価の仕組み


経審の総合評定値(P点)は、大きく5つの指標から算出されます。

  • X1(完成工事高): 過去2年または3年の平均完工高

  • X2(自己資本・利益額): 財務の健全性

  • Y(経営状況): 財務諸表に基づく8指標の診断

  • Z(技術力): 資格者の数や元請としての実績

  • W(社会性): 社会保険、CCUS、防災協定など


土木一式の場合、大型機械の使用や元請としての管理能力が問われるため、特に「Z(技術力)」と「W(社会性)」での積み上げが重要になります。



3. 完工高(X1)の戦略的な振り分け:土木一式と専門工事


土木業者で「土木一式」以外にも、「とび・土工」「舗装」「解体」などの許可を併せて持っていると有利です


ここで重要になるのが「業種間振替(積上げ)」というルールです。

例えば、舗装工事の実績を「舗装」として申請するか、あるいは一括して「土木一式」の完工高として合算するかを選択できます。

  • 土木一式をメインにする場合: 関連する専門工事の実績を土木一式に集約することで、X1の点数を引き上げることが可能です。

  • 注意点: 逆に専門(例えば舗装)工事でのランクを維持したい場合は、安易に振り分けると専門工事の点数が下がってしまいます。

まずは一点突破なのか、それとも業種を増やしておくのか、経審・公共工事入札を行う際には、事業としての戦略を練っていく必要があります。



4. 技術力(Z点)を最大化する資格者配置


経審において、事業者として点数をコントロールできるのが「資格者(技術者)」の数です。


4.1 1級土木施工管理技士の圧倒的優位性

1級土木施工管理技士は、経審において1人あたり「5点(監理技術者講習受講で6点)」の加点となります。

2級の場合は「2点」ですので、その差は2倍以上です。

土木一式の経審で上位ランクを狙うなら、1級保持者の確保が絶対条件となります。


4.2 監理技術者講習と経審点数の関係

1級資格者が「監理技術者資格者証」を保有し、かつ「監理技術者講習」を過去5年以内に受講している場合、さらに1点が加算されます。

わずか1点に見えますが、複数の技術者がいる場合、この積み重ねがランクの境界線を分けることになります。


事業者として、資格の取得支援を行うことで、事業者も従業員もwinwinな関係になることができます


5. 社会性(W点)で加点を狙う:防災協定と建設機械


土木業種特有の加点項目として注目すべきは「W点(社会性)」です。

  • 防災協定の締結: 地方自治体と災害時の復旧支援に関する協定を結んでいる場合、加点されます。

    例えば、八王子市内の業者であれば、東京都や八王子市、または所属する建設業協会を通じた協定の有無を確認しましょう。

  • 建設機械の保有: 土木工事に欠かせないショベルカー、ブルドーザー、ダンプ、移動式クレーンなどは、自社で所有(またはリース)している台数に応じて加点されます。カタログの写しや特定自主検査証など、適切な裏付け資料の準備が必要です。



6. 八王子・多摩地域の土木業者が意識すべきランク付け


東京都や各市町村の発注工事には「格付(ランク)」があります。

例えば、東京都の「土木工事」であれば、P点によってA・B・C・Dの4段階にランク分けされます。

  • Aランクを狙うなら: P点1,000点以上を目指す大規模な対策が必要。

  • B・Cランクを狙うなら: 資格者の維持とW点の確実な取得で安定した受注を目指す。


ランクが上がれば大きな工事に応募できますが、同時にライバルも強くなります。自社の施工能力と人員体制に見合った「最適なランク」を見極めることが、経営上の戦略となります。



7. まとめ:専門の行政書士と描く「勝てる」経審シミュレーション


経審・公共工事入札は、事業と同じで戦略を持って、確実に積み上げていくことが必要です


「今のままだと何点になるのか?」

「あと1人1級資格者を増やせばランクが上がるのか?」

「専門工事の実績は振替えるべきか?」

これらの疑問に対し、Re.ing行政書士事務所では詳細なシミュレーションを実施した上で、最適な申請プランをご提案します。


八王子を中心とした多摩地域、そして東京都・神奈川県・埼玉県の各自治体の

経審・公共工事入札ならRe.ing行政書士事務へ!



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