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経審の点数(P点)を上げる具体的な方法|W点(社会性)の加点項目を徹底分析

Re.ing行政書士事務所
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Re.ing行政書士事務所は八王子にある建設業者サポートに特化した行政書士事務所です。 

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■目次

  1. はじめに:P点を効率よく上げるなら「W点」に注目

  2. W点(その他の審査項目)の全体像と重要性

  3. 注目度No.1:建設キャリアアップシステム(CCUS)の加点

  4. 防災協定の締結:地域貢献を点数に繋げる

  5. 働き方改革とW点:社会保険加入と建退共の重要性

  6. 建設機械の保有:土木・舗装業者が狙うべき加点

  7. まとめ:次回の経審までに「今すぐできること」



1. はじめに:P点を効率よく上げるなら「W点」に注目


公共工事の入札ランクを左右する経営事項審査(経審)の総合評定値「P点」。


この点数を上げたいと考えたとき、多くの経営者様が「完工高(X1)」や「自己資本(X2)」を増やすことをまず検討されます。


しかし、売上や利益を急激に伸ばすのは容易ではありません。また、「技術力(Z点)」を上げるための資格取得も時間がかかります。


そこで戦略的に取り組むべきなのが「W点(社会性等)」です。W点は、会社の制度設計や社会貢献度を評価する項目であり、経営者の「決断」ひとつで短期間に点数を上積みできる可能性があります。


本記事では、最新の東京都や神奈川県の、W点の加点項目を徹底解説します。



2. W点(その他の審査項目)の全体像と重要性


W点は、建設業の健全な発展や社会的な責任を果たしているかを評価する指標です。

具体的には以下の項目が含まれます。

  • 労働福祉の状況(社会保険、退職金制度など)

  • 建設業の継続的な発展への寄与(CCUS、若手・女性の育成)

  • 防災への貢献(防災協定)

  • 法令遵守の状況

  • 建設機械の保有状況

  • 国などの表彰、国際規格(ISO)の取得


W点の配点は近年、法改正のたびに拡充されており、公共工事における「良質な建設業者」を選別するための重要な指標となっています。



3. 注目度No.1:建設キャリアアップシステム(CCUS)の加点


現在、経審において最も注目されている加点項目が建設キャリアアップシステム(CCUS)の活用です。

東京都や神奈川県の最新の手引き(令和7年度版)でも、CCUSの導入・活用状況に対する加点が明記されています。

  • 加点条件: 事業者登録および技能者登録を完了し、かつ「就業履歴を蓄積するための措置」を実施していることを誓約すること(東京都:様式第6号など)。

  • メリット: 単なる点数アップだけでなく、元請業者からの信頼向上や、将来的な入札条件への追加も見込まれます。

まだ登録がお済みでない場合、あるいは登録はしたが現場でのカードリーダー設置や運用ができていない場合は、早急な対策が必要です。



4. 防災協定の締結:地域貢献を点数に繋げる


八王子をはじめとする地域密着の建設業者様にとって、災害時の復旧支援は重要な役割です。

  • 加点内容: 国や地方自治体(東京都、八王子市など)と直接、または所属する団体(建設業協会等)を通じて「災害時の応急復旧に関する協定」を締結している場合に加点されます。

  • ポイント: 多くの地域建設業協会が自治体と協定を結んでいるため、協会に加入しているだけで加点対象となるケースが多いです。自社が対象になっているか、証明書類(協定書の写しや加入証明書)を今一度確認しましょう。



5. 働き方改革とW点:社会保険加入と建退共の重要性


W点の中で「労働福祉」の項目は、未整備だと大きな「減点」や「足切り」に繋がるリスクがある一方、適切に運用すれば確実な加点源となります。

  • 社会保険の加入: 健康保険、厚生年金、雇用保険への加入は、現在では経審を受けるための「大前提」となっており、未加入の場合は厳しい評価となります。

  • 建設業退職金共済(建退共)制度: 制度に加入し、適切に証紙を貼付・運用している場合に加点されます。

  • 法定外労災補償制度: 政府の労災保険に上乗せして、民間等の保険(あんしん財団や全日本火災など)に加入している場合に加点されます。

これらの制度は、求人における「福利厚生の充実」にも繋がるため、一石二鳥の対策と言えます。



6. 建設機械の保有:土木・舗装業者が狙うべき加点


特定の建設機械を自社で保有(または1年以上のリース)している場合、1台あたり加点されます(上限あり)。

  • 対象機械: ショベル系掘削機、ブルドーザー、トラクターショベル、ロードローラー、ダンプ、移動式クレーンなど。

  • 証明方法: 特定自主検査記録表や車検証の写しが必要です。 「現場の機械はリースばかり」という会社様も多いですが、1年以上の継続的なリース契約であれば加点対象となります。契約書の見直しを検討する価値があります。



7. まとめ:次回の経審までに「今すぐできること」


W点の強化は、決算書の内容を変えること(Y点対策)に比べて、比較的着手しやすいのが特徴です。

  1. CCUSの登録と運用開始

  2. 上乗せ労災保険への加入検討

  3. 保有機械の特定自主検査の実施と書類整理

これらを今から進めておくことで、次回の経審で数点〜数十点のP点アップが期待できます。

わずかな点数の差で「Bランク」か「Cランク」かが決まる公共工事の世界では、このW点の積み上げが明暗を分けます。


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